社内DXに取り組む私が読んだ本を紹介するブログ

30代男性がDX推進に苦戦する中でヒントを得ようと読んだ本の学びをシェアします。

【語る】緋弾のアリア

訪問いただきありがとうございます!

今回はビジネス本の紹介ではなく、私が愛して止まないライトノベル緋弾のアリア」の魅力を少し語ります。

この作品は次のような作品が好きな人にオススメです。

・アクションが好きな人

・ファンタジーが好きな人

・何年越しで繋がる伏線にワクワクする人

主人公の遠山キンジは武偵という武力行使を許可された探偵を養成する東京武偵高に通う学生で、ある日、通学用の自転車に爆弾を仕掛けられたところを神崎・H・アリアという武偵に助けられたところから物語は始まります。

そして様々な敵と戦い、基本的にその敵を仲間にしながら、どんどんスケールの大きな戦いに身を投じていきます。

ここから特に語りたいポイントについて書いていきます。

・主要キャラが偉人の子孫

遠山という名字からピンと来た方もいるかもしれませんが、主人公の遠山キンジは遠山の金さんこと遠山金四郎の子孫です。またヒロインの神崎・H・アリアはシャーロック・ホームズの子孫で、ミドルネームのHはHolmesのHです。このように主要な登場人部が歴史上の偉人の子孫という設定で新しいキャラが登場するたびにワクワクしています。

・主人公がとあるトリガーで強くなる

主人公の遠山キンジはHSSという特殊体質を持っており、あるトリガーによって戦闘能力が大幅に上がります。能力の上がり方もワンパターンではなく、基本は30倍でも特別版は更に1.8倍といった具合に能力を強化することで通常時では全く歯が立たない相手とも戦っていきます。特別版はたまにしか出てこないので、出てきた時はとてもワクワクします。

・主人公の技が現実離れしまくっている

遠山キンジは拳銃と格闘技で敵と戦うのですが、要所で使う技が現実離れしていて読んでてワクワクします。あげればキリがありませんが、相手の銃弾に自分の銃弾を当てて跳ね返したり、銃弾を掴んだりと銃が効きません。笑 よくそんなに思いつくなと毎回読んでいて思います。また格闘面でも、全身の筋肉の動きを連動させて亜音速で殴るなど様々な技を使っており、詳細はあまり理解できていませんが、激しい戦いをしてるんだろうなぁと頭で想像して楽しんでいます。まぁ超能力を使えるキャラもいるのでほとんどのキャラが現実離れしています。笑

・作り込まれた物語

現在40巻まで発売されており、1つの組織との戦いが終わったかと思えば、すぐに別の戦いが始まり、戦いのスケールが大きくなっているのは前述した通りですが、何十巻も前に出てきた用語の意味が不意に回収されたり、世界観を共有した作品である「やがて魔劍のアリスベル」で8年前に記述されていた内容が最近出てきたりと「あれ?これどっかで書いてた気するぞ。」と物語の繋がりを楽しむことができます。今、対峙している敵が最後の敵のような感じがしていますが、事前にどこまで考えてこの物語を書き始めたのかとても気になります。

・丁寧に描かれた空間

物語の序盤は日本で戦うことが多かったのですが、中盤以降は世界中で戦うことが多くなっています。各巻の冒頭は、世界各地の生活に馴染む時間があるのですが、地域の自然環境、そこに住む人々の生活や食事などが非常に丁寧に描かれており、旅行しているような気に少しだけなります。物語のメインではありませんが、きっちり取材して書かれており緋弾のアリアを面白くする重要な要素だと感じています。実際、40巻の舞台はエジプトですが、キンジが受けた観光客への洗礼が厳しすぎて、エジプトには行けないなぁと思ってしまいました(赤松中学先生も受けたのでしょうか?笑)。

・登場人物がみんな可愛い

イラストを担当しているこぶいちさんのイラストがめちゃくちゃ可愛いです。イラストだけでなく著者の赤松中学さんが描かれる登場人物の所作もとても可愛いです。ヒロインポジションのアリアはアニメ版の声優が釘宮理恵さんということからも分かる通り、Theツンデレキャラで可愛いです。また24巻で初登場したネモというキャラも、ハプニングによって遠山キンジと無人島に遭難する回で一気に推しキャラになるぐらい可愛いポイントを溜めまくりました。でもアリアが出てくると嬉しい自分もいて勝手に悩ましくなっています。笑

つらつらと私の大好きな作品について語ってみました。全く語り尽くせていませんが、この記事をきっかけに緋弾のアリア好きの人が増えたらめちゃくちゃ嬉しいです。